ストレスに負けない 5つのヒント


*睡眠をとる

疲れとは、身体からの「休め」のサインです。

疲れを感じているならまずは十分な睡眠を。

 

就寝前にはスマホの電源を早めに切ってストレッチをしたり、

日中に軽い運動などを取り入れると、睡眠の質も上がります。

 

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*呼吸を整える

私たちは丸一日食べ物を食べなかったとしても生きられますが

呼吸を止めるとわずか数分間で死んでしまいます。

 

それほど命と直結している呼吸。

 

意外に聞こえるかもしれませんが

現代人は呼吸過多(呼吸が多すぎる)と言われています。

 

 

口呼吸をしている

寝息が大きい

ため息やあくびが多い・・

 

そんな人は要注意。

体や脳に十分な酸素が行きわたらず機能も低下します。

 

もし運動不足を自覚していれば、

ウォーキングなど1日30分程度の有酸素運動が効果的です。

 

 

不安が強い時や落ち着かない時は

静かに座って呼吸を観察してみましょう。

 

「今、吸っているのか吐いているのか」

または、吸う息から吐く息に、吐く息から吸う息に切り替わる瞬間を見届けます。

途中雑念が湧いてきても大丈夫。そのことに気づいて呼吸に戻るだけでいいのです。

 

  

呼吸に興味をもってみてください。

ストレスで身体を動かす気力がなくても、呼吸をすることはできます。

 

姿勢の安定、心の安定、結果として人生の安定にも呼吸は大きく影響します。


*五感を研ぎ澄ます

嗅覚・視覚・聴覚・味覚・触覚は

適度に刺激していなければどんどん鈍っていってしまうものです。

 

お気に入りのアロマやお香を焚く

スマホやパソコンの手を止めて、遠くの景色をみる

静かに座って、風の音や鳥の鳴き声に耳を澄ませる

色々な味の食べ物をしっかり味わっていただく

芝生の上や海岸を素足で歩いて感触を味わう・・ 

 

日常生活や仕事において

満足のいく行動がとれるようになる為には

まず、自分自身の五感を研ぎ澄ますことが必要です。

 

なぜならこれらは、中枢神経(脳・脊髄)に情報を伝える働きで、

中枢神経は集めた情報をもとに体を動かすからです。

 

 

 


*体の感覚を認識する

何を「感じて」いるか、常に自分に問いかけることは重要です。

 

仰向けに寝転がって、頭頂からつま先までスキャンするように

体の各部分の「感覚」に意識を向けてみましょう。

 

温かい?冷たい?硬い?柔らかい?

床との接地面の感覚は?重い?軽い?

皮膚感覚は?ざらざらしている?つっぱっている?

 

何を「考えて」いるかではなく、何を「感じて」いるか。

 

呼吸や動作を意識的に行いながら、

身体の内側で起こっていることを

注意深く観察し、言葉にしていくことも効果的です。

  

 

強いストレスを感じて自分自身をコントロールできない時は

「思考」が優先して自分の「感覚」を押さえつけていることがあります。

 

人生の質を上げるためにも、

「思考」はほどほどに。それよりも「感覚」に意識を向けてみましょう!

 

 


*姿勢を調整する

身体の感覚を感じられるようになったら

自分自身で調整する練習をしてみます。

 

例えば、頭の位置。

 

現代人にとってパソコンやスマホは大変便利な道具ですが、

無意識に使っていると、頭が前に出て姿勢を崩す原因にもなってしまいます。

 

 

頭の重さは約5kg。

それでは、俯くことで首にかかる負担はどのくらいかご存知ですか?

 

45度下に傾くと約22kg、60度傾くと約27kgになると言われています。

それだけの負荷があるので全身のアンバランスを生むわけですが、

裏を返せば頭の位置を調整するだけで身体は楽になるということです。